Redwing(レッドウイング)8137のカスタム修理です。
元はvibram#4014のような黒いトランクションソールがついていました。
今回張り替えるソールは
vibram#7124シャークソールです。
元のソール自体は全然減っていませんでした。
後に説明しますがこれくらいソールの厚さが残っていると作業がしやすいです。
基本的にはvibram#7124は前から後ろまで同じ厚さのソールなので、
ミッドソールを残して新しくソールを貼ると、
ソールもヒールも全く同じ高さになってしまいバランスが悪くなってしまうので、
ミッドソールよりも厚い15~20ミリくらいのヒールベースが必要になります。
今回ご依頼いただいたブーツのソールがあまり減っていなかったので、
元のソールを活かして土台に利用しました。
上は元のソールで土台を作った状態です。
ここに#7124ソールを仮置きしてみました。
こんな感じに隙間の無いフラットにします。
完成です。
元のソールがある程度残っていればそれを利用してヒールベースを作れます。
もちろん十分なソールの厚さが無い場合は、
ヒールベースを作ってソール交換致しますので、
問題なくソール交換できます。
このソールの特徴は見ての通りのギザギザ感です。
別名シャークソールは伊達ではありません。
見た目からくる履き心地の不安はございません。
私もこのソールを装着しましたが、
いたって普通に歩けます。
とにかく目立つvibram#7124はおススメのソールです。
カラーは黒、ベージュ、オリーブの三色です。
vibram#7124シャークソール